物件の基本情報▶︎▶︎添田町空き家バンクNo.44 価格:400万円(2021.9時点) 300万円(2021.10更新!)
前回に引き続きの物件紹介です。町部からちょっと離れた、のどかな風景に建つ住宅です。
1.間取りのおさらい
南側に庭がある平屋建てで、前面道路との間に倉庫があるのが特徴的な家です。
2.写真とともにお部屋紹介
前回は、玄関とその横の広縁までご紹介したので、続きから見ていきます。
まずは、生活のメインとも言える、キッチンダイニングから。
L字型のシステムキッチンで、ピスタチオグリーン(と勝手に命名)が、何ともレトロで可愛い!勝手口から外に出られるのも便利ですね。
この家、後からも続々と登場しますが、昭和レトロな可愛さが随所に散りばめられた、レトロ好きには たまらない物件になっております。
キッチン振り返るとこんな感じ。この床の模様もレトロで可愛いのですが、残念なお知らせが。少しここのスペースの床は、劣化が進んでおりブカブカしてるので、居住する際は張り替えた方が良さそうです・・・無念。
キッチンに付随して2つの和室があります。6畳と4.5畳です。この部屋を後ほど、妄想リノベしていきますね。
廊下の途中には、2つのトイレが。昔の住宅は、端っこにトイレがあることが多いのですが、ここは家の真ん中にあるので、どの部屋からも比較的行きやすい場所にあるのはポイントです。
小便器と大便器の二つがありますが、この間の壁を撤去して広めの一つのトイレにするのもありかも。
そしてトイレ周辺のエトセトラにもレトロ萌えポイントが。
【写真 左】トイレの扉の小窓。四角を組み合わせたモチーフとすりガラスが可愛い
【写真 右】ミニ手洗い器。水はねを考慮して、タイルの壁になっているところも地味に嬉しい。中に入っているビー玉的な飾りもレトロ感ありますねー。
トイレの隣に、脱衣所とお風呂。またまたレトロなタイルが可愛いですね。洗面台も再登場、ピスタチオグリーン! 浴槽は昔ながらの小さめなステンレス製です。
ではでは、最後に和室の3連チャンです。
① 8畳の和室プラス、押入が2畳ついてます。広縁にも面しています。天井も高い!
② 8畳の和室プラス、仏壇スペースと床の間。先程の和室と続き間になっていて、同じく広縁に面しています。
③ 奥の部屋ですね。6畳の和室プラス、2畳の押入が付いています。
全ての部屋が続き間になっていますが、それぞれが廊下にも面しているので、壁で仕切って個室としても使えますね。
3.勝手に妄想リノベーション
今回は、キッチン〜和室スペースのリノベーション提案です。
南側の和室二間との壁を撤去し、キッチン&ダイニングスペースと一体的に使えるリビングスペースにしました。一体的な部屋にすることで、LDKスペースの広さの確保と、南側からの自然光で明るさも確保できます。また、パントリーを新設し、隠せる収納スペースを設けました。L字のキッチンは壁を向いていますが、ちょっとしたカウンターを設けることで、ダイニングスペースとの一体感も出ますし、料理の盛り付けの作業台などに便利です。
また、レトロなキッチンの配色を生かして、ナチュラルな木目ベースに、ポイントでグリーンの差し色を使ってみました。
構造上、柱の撤去が難しい場合(建築担当者と要相談!)は、柱が気にならないような家具配置をします。今回は、2つのソファで挟んでみました。
如何でしたでしょうか?家自体の状態が良いのでこのままでも十分住めますが、ちょっとした間取りの工夫やリノベーションで、格段に居住性がアップしそうな住宅です。
またこの家の良さは、中に入って見ないと伝わらない掘り出し物件なので、少しでも気になったら内見をオススメします!
基本情報も合わせてチェックください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
End.
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